バイクタイプ「アメリカン」のおすすめ!全19選、250から400、大型クラスまで紹介
足つきの良いバイクと言えば「アメリカン」ですよね。
アメリカンには足つきの良さの他にどんな魅了があるのでしょう?
そしてどのような基準でアメリカンを選びますか?
アメリカンとしての特性はその『重厚感』『低く構えたどっしり感』が魅力となってきます。重そうでありどっしりと構えた感じが渋くカッコ良いバイクですよね。
現在では以前よりもアメリカンの人気が落ちている傾向にあります。
その為か現行モデルはどんどんと少なくなってきており、新車や状態の良いものはどんどんと減ってきているでしょう。
ただ、それでもアメリカンの魅力にハマりアメリカンを探している人は頑張ってお気に入りのバイクが見つかると良いですね。
どもどもー!バイク初心者の味方、すばるです(^^)/
アメリカン、かっこいいですよね。
私自身もアメリカンの見た目に惹かれてバイクに乗り始めたライダーなのでかっこいいと思う気持ちはよく分かります。
ただ『かっこいい』という理由だけでアメリカンと決めてしまっても本当に大丈夫でしょうか?
もちろんその理由だけでも良いとは思いますが、再確認も兼ねてメリット・デメリットを見ていきましょう。
アメリカンのメリット、デメリット
アメリカンは走行性についてのメリットやデメリットは顕著です。
その為、どのような走行が向いていてどのような走行が向いていないかはすぐに分かります。
加えてメリットとデメリットを見るとツーリング時のスタイルもイメージできるので、現在アメリカンの購入を検討している人は自分の思い描いているスタイルとマッチするかを再確認できると良いでしょう。
- 足つきが良い
- タンデムがし易い
- カスタムの自由度が高い
- カスタムパーツが豊富
- 疲れにくいポジション
- 直進安定性が高い
デメリット
- 倒し込むのに向いていない
- 比較的重量が重い
- 現行モデルが少ない
- 市場の縮小傾向
それではこれらを詳しく見ていきましょう。
まずはメリットからの説明です。
足つきが良い
アメリカンは数あるバイクタイプの中でも抜群に足つきの良いバイクです。
アメリカンの低くどっしりと構えた見た目は足つきの良さに寄与しており、低い車体はシート高も低くしている為、足つきがかなり良いです。
タンデムがし易い
アメリカンはタンデム(2人乗り)がし易いバイクタイプです。
フロントシートとリアシートの高さに差があまり無く、後ろの人がバランスを取り易い上、シートも広めでボリューミーなのでタンデムし易いバイクになっています。
カスタムパーツが豊富・自由度が高い
アメリカンはカスタムスタイルが複数存在します。
そのスタイルになるようにとカスタムパーツが複数のパターン用意されているカスタムパーツショップが多いので、カスタムパーツ自体も豊富ですし自由度も高いです。
その為、比較的人気車種が被り易いアメリカンですが『自分だけの1台』をカスタムする事で車種は被っても見た目は被らないという事が出来ます。
疲れにくいポジション
ステップに置く足は窮屈では無く、腕も楽なポジションなので走行時はかなり楽なポジションでの走行が出来ます。
その為走行による疲労を感じにくく、ロングツーリングなどでもさほど苦労はしません。
直進安定性が高い
ホイールベースが長いアメリカンは、小回りは苦手ですが直進安定性が高いです。
高速道路を使用してのツーリングなどの急なカーブのない道にはめっぽう強く、そして楽です。
次にデメリットの説明をしていきます。
倒し込むのに向いていない
ホイールベースが長く直進安定性に優れてはいますが、逆に急なカーブなどは苦手です。ネイキッドやスーパースポーツの様な軽快なワインディングは出来ないと思った方が良いです。
ホイールベースが長い事で小さく曲がる事が出来ない上に、足回りなどの各パーツが地面と近い為、少し倒し込むだけでもどこかのパーツを擦る車種もあります。
比較的重量が重い
Vツインエンジンを積んでいる車種が多いアメリカンは比較的重量が重たく、エンジン以外の各パーツもスチールなどの重たい素材を使っていたりして重くなる傾向にあります。
現行モデルが少ない・市場の縮小傾向
現行モデルはかなり少なくなってきており、今後もアメリカン市場の縮小は進むと予想されます。
その為、新しいものが市場に出回らなくなりどんどん古いモデルばかりになっていく可能性があります。
アメリカンはシート高が低くてとても乗り易いバイクタイプなので、女性や初心者も安心して乗る事が出来るバイクの定番です。
しかし、人気が低迷しているからなのかメーカーも生産終了する・しているモデルが多く、現行モデルはかなり少ないです。
『それでも俺はアメリカンに乗る』『アメリカンを探したいんだ』という人は下へ読み進めてください。
『ちょっと別のタイプを見てみようかな…』という方は下記リンクから別ページへ飛ぶ事が出来ます。
→バイクタイプ「ネイキッド」のおすすめ!全32選、250から大型クラスまでのおすすめ - はじめてバイク
おすすめのアメリカン(排気量別)
おすすめのアメリカンを紹介していきます。
よく見る車種からそうでもない車種、あると思いますが250ccから大型クラスまで全て足つきの良いものばかりですので足つきについては省いて説明をしていきます。
205ccクラスのおすすめアメリカン
250ccは普通自動二輪免許で乗る事が出来る様になる排気量です。
車検を必要としない所が気軽にバイク購入が出来るポイントとなってきます。
しかし、車検というプロに見てもらう機会がないので『自分で管理をする』か『定期的に点検にもっていく』という事をする必要があります。
ホンダ:レブル250
こちらのレブル250は元々90年代に登場していたバイクになります。
それが2000年に入る前に生産終了をしてから2017年にモデルチェンジをして再登場したというわけですね。実に20年の時を経て蘇りました。
昔の様なクラシカルな印象は捨て去り、先進的なデザインを盛り込んだこちらのレブルは登場からの人気がかなりあり、現在の250ccアメリカン市場を引っ張っている存在です。
基本的にアメリカンには不向きと言われている『スポーツ走行』もこなす事が出来るスポーツアメリカンに進化しています。
Vツインでは無く並列2気筒のスポーツバイクと同じタイプのエンジンを積んでいるので加速やパワーはそれなりにあります。
数少ない現行アメリカンの1つです。
ホンダ:マグナ250
2007年まで生産をしていたVツインマグナですが、今はもう中古市場にしか存在はありません。
Vツインという名前の通りにVツインエンジンを積んでおり、マフラーからは低温が効いたサウンドがリズミカルに出されます。
ノーマルマフラーの時点でかなり良い音が鳴っているので、カスタムに定番のマフラーカスタムをする必要が無いくらいです。
ホイールベースが結構長く、エンジン下が地面と近いので『坂や段差』に注意が必要ではあります。
坂などに気を付けなければいけない位のホイールベースは直視安定性と足つき性に寄与しており、初心者のエントリーアメリカンとしてかなりおすすめですし、かなりの人気があります。
ただ、キャブ車しか無いのでその辺は考える必要があります。
ヤマハ:ドラッグスター250
ヤマハの超人気アメリカンドラッグスターシリーズの250ccクラスです。
ドラッグスターはその見た目のカッコ良さと、安定した低い重心が特徴的で人気があります。
レブル250再登場までは不動の人気を誇っていたドラッグスターですが、レブル250登場以来ファンが減った感があります。
ただ『軽い、低い、乗り易い』の3拍子が揃っており、初心者や女性でも安心して乗る事が出来るバイクには変わりないのでおすすめアメリカンの代表格なのは間違いないでしょう。
2016年に生産を終了しているのですが、人気のドラッグスターは玉数もかなり出ているので状態の良いものを探すものそこまで苦労はしないと思います。
ヤマハ:ビラーゴ250
『じゃじゃ馬』の名を持つビラーゴは今はあまり見かけませんが、90年代ではそこそこの人気があったバイクです。
プルバック(後ろに曲がった)ハンドルが特徴的で、重量がとても軽くスリムで誰でも乗り易く扱い易いバイクです。
車体はアメリカンの中でもかなりスリムで、シートがかなり「ふっかふか」です。ふっかふかなシートはロングツーリングをしてもあまりお尻が痛くならないでしょう、ただ逆に暑い日だと蒸れるかもしれません。
ビラーゴはカッコ良くて、スリムで乗り易いおすすめの250ccアメリカンなのですが、サイドスタンドがちょっと短いです。
その為サイドスタンドで停めると結構斜めで不安なのもそうですが、スリムなのに結構斜めになるので保管場所もそこそこ必要です。
カワサキ:エリミネーター250SE
250ccアメリカンの中では随一のパワーを持つアメリカンです。
そのパワーは何と40PS(馬力)。
他の紹介したアメリカンは良くても20後半程度なので、もう別物です。
40PSという最高出力は同じく250ccのネイキッドタイプの中でもパワーがある方で、アメリカンでこの数値は驚異的というかアメリカンなのか?wという具合。
それもそのはずで、アメリカンにはあまりない並列2気筒エンジンを積んでおりインジェクション車よりもパワーがあると言われるキャブ車なのだから納得です。
ホイールベースは250ccアメリカン標準くらいなのでそこまでの小回りが効きませんが、他のアメリカンよりはスポーツ走行を楽しむ事が出来ます。
基本的にアメリカンというバイクタイプはパワーが無くトルクが高いものになります。 その為、250ccという中型の中でも小排気量なバイクだとパワーの無さが顕著に出ます。
アメリカンバイクの特性上スポーツ走行を目的とした生産では無いのでその辺は250ccもそれ以上の排気量も覚えておきましょう。
中にはエリミネーターの様な例外もいますが、基本的にはトコトコと走行するスタイルになります。
400ccクラスのおすすめアメリカン
400ccクラスになるとアメリカンは車格が一回り以上大きくなります。
その為、インパクトは十分であり中には大型クラスに匹敵するような大きさのバイクもあるので注目です。
400ccは普通自動二輪免許で乗る事が出来る最大の排気量なので、このクラスでのアメリカン選びを考えている人もいると思います。
アメリカンは重量が重いバイクなので、足つきはともかく重量を気にしている人もいると思いますので『重量』も一緒に書いていきます。
ホンダ:スティード400
スティード400はホンダのアメリカンのスリムなモデルです。
生産は2001年が最後となっており、今は中古市場でしか見る事が無いでしょう。
スリムでバランスのとれたシルエットはフルノーマルでも十分かっこよくおすすめです。
重量が215kgとアメリカンの中では比較的軽いので、取りまわしもそこそこ楽で走行時の操作も割とレスポンスよく反応してくれる重量となっています。
スティード400にはフロントフォークが『スプリンガーフォーク』という珍しいフォークになっている「スプリンガー」もいるので、珍しいアメリカンに乗りたいという方はそちらの方がおすすめ。
ホンダ:シャドウ400
ホンダのシャドウは大きな車格のアメリカンになっています。
どっしりと大きく低く構えたシルエットは迫力があり、渋くてかっこいいです。
2008年が生産最終モデルとなり、中古市場でしか見る事が無いでしょう。
重量が248kgとそこそこの重量となってきますが、丁度良いくらいのワイドなハンドルば取り回しも重さを感じさせないもので、重さの割に取り回しし易く走行はかなり楽です。
ホイールベースが長いアメリカンにそこそこの重量が加わる事によって直進安定性はかなり良いです。
ヤマハ:ドラッグスター400 / クラシック
この排気量帯でも大人気のドラッグスターシリーズですが、ドラッグスター400もクラシックタイプも2016年で生産を終了しています。
カラーバリエーションも豊富で、見た目もカッコよく、乗り易いバイクという事で定評のあったバイクなのでかなりの人気がありましたし、今でも人気です。
重量はドラッグスター400が234kgでクラシックタイプが247kgとそこそこの重量となってきます。
ただドラッグスターシリーズはどの排気量になってもかなり足つきが良いので重量が上がってもさほど不安にならないのが良い特徴です。
ドラッグスターはカスタムパーツも多いので、車種は同じでも他の人との差別化を簡単にする事が出来るのでカスタムをしたいと思っている人におすすめのバイクです。
カワサキ:エリミネーター400
引用:ウェビック
250ccと同じ様にこちらのエリミネーターもアメリカンらしくないパワーをもっているバイクです。
同排気量帯のアメリカンが最高出力30PS前後だというのに、こちらのバイクは53PSもあるんです。
どこに向かっていたか分からないバイクですが、走行スペックにおいて400ccアメリカン随一となるのは間違いないです。
アメリカンを探してこれに辿り付いたでは無く、エリミネーターを探していてやっと見つけたという様な人が多く、このバイクを目当てに探す人もいるくらいです。
並列2気筒エンジンのこのバイクの重量は213kgと軽く、パワーもパワーなのでアメリカンらしからぬかなり軽快な走行が出来ます。
カワサキ:バルカン400 / クラシック
バルカンはカワサキのアメリカンです。
あまり人気は無いですが、アメリカンらしいバイクとなっています。
パワーも同排気量アメリカンの中では高い方であり、21インチのホイールがクラシカルなアメリカンを演出し、どっしりとした走行を楽しむ事が出来ます。
重量はバルカン400が227kgでクラシックが234kgとそこそこの重量です。
クラシックになると大分時代が進んだ感じになり、ドラッグスターやシャドウの様な見た目になります。
ただ私個人の意見だと、21インチホイールがかなりポイントが高くてクラシカルでカッコいいのでバルカン400の方をおすすめしたいですね。
スズキ:イントルーダー400クラシック
スズキのイントルーダーはかなり大きなアメリカンとなります。
その為、大柄な人やマッチョな人に良く似合う400ccアメリカンの中でも圧倒的な迫力を誇ります。
大柄な見た目とは裏腹に操作性が良く、とても乗り易いバイクとなっています。同排気量アメリカンの中でも高めのパワーを持っており、力強い走りをしてくれます。
重量は275kgとダントツの重量になってはいますので、他と比べると重い車両にはなっています。
生産年式的に『キャブ車』と『インジェクション車』の両方存在するので好きな方を選べます。※ちなみにパワーはどちらも同じく33PSです。
スズキ:デスペラード400X
デスペラード400は珍しいアメリカンとなります、その理由は単純に玉数が少ないからという理由が挙げられます。
このバイクはわずか2年間しか生産しておらず、結構レアなバイクとなっています。その為、被る事はほとんどありません。
シルエットは比較的スリムであり、アンダーカウルとシールドで高さも稼いでいるので、マッチョな人や大柄の人よりはそこそこ程度の体格の人の方が似合います。
メッキ塗装とブラックの塗装の比率が絶妙で重厚感と高級感を出していますね。デスペラード400Xでは無くデスペラード400という車種もありますが、そちらはビキニカウルとアンダーカウルが無いバージョンになります。
ちなみに私はこちらの400Xの方がかっこいいと思い、おすすめしています。
400ccクラスになると車格も重量も大きくなってきます。ただ、アメリカンというバイクはどこまで排気量が大きくなっても基本的な「シート高が低い」という事実は変わってきませんので、比較的安心して乗る事が出来るバイクタイプだという事は変わりません。
では次に大型アメリカンのおすすめを紹介していきます。
大型クラスのおすすめアメリカン
大型アメリカンの良いところは大きなトルクによる力強い走り。
基本的にドコドコと空間の空いた排気音を出しながら走りたいアメリカンですが、中型クラスだとどうしても回転数を上げないとスピードが出づらい傾向にあります。
しかし、大型クラスになるとトルクがかなり大きくなってくるので中低回転域でのスピードが出る様になります。その為、ドコドコと歯切れの良い排気音を鳴らしながら走行する事が出来るのでアメリカンらしい走りが出来るといえるでしょう。
ただ、重量に関しては400ccクラス以上になってくるのでそこは気になるでしょう。
ホンダ:VT1300CX
ホンダのVT1300シリーズはホンダを代表するビッグアメリカンです。
こちらの「VT1300CX」のほかに『VT1300CR』『VT1300CS』とありますが、一番スタイルが整っているのがこのCXです。
チョッパースタイルもといボバースタイルのこのバイクは、エンジンとタンクの間の空間が特徴的でこの空間『チョッパーやボバーで定番』のカスタムとして知られています。
それがノーマルの状態でデザインされており、尚且つシンプルなデザインは上品で高級感あふれるバイクを演出しています。
最大トルクが103N・mとパワフルなトルクになっています。
この排気量帯になってくると気になるのが重量ですが、こちらのバイクはどのシリーズも300kg超えで結構重たくなっています。
2015年を最後に生産を終了しているので、気になった方は中古市場で探してみてください。
ホンダ:レブル500
レブル250と同時に登場したこのレブル500は250の上位互換バイクとなっています。
基本的なデザインやシルエットは同じで、単純にエンジンスペックが上がっていると考えて良いでしょう。
ただし他のビッグアメリカンよりもかなり排気量が小さいので、力強いトルクを期待するよりはレブルの売りであるスポーツアメリカンとしてのパワーに期待する方が良いです。
トルクはVツインの十八番であり、並列エンジンはパワーが十八番なので並列エンジンのアメリカンはトルクよりパワーですね。
レブル250より大分パワーが上がっているので、足つきや乗り易さはそのままにスポーツ走行の楽しさがかなりアップしています。
重量は190kgとかなり軽量です。
ヤマハ:VMAX
VMAXはとてもいかついアメリカンです。
一見シルエットを見るとアメリカンっぽく無いのですが、分類はアメリカンになります。
V型4気筒のVMAXは1200ccでも1800ccでもパワー、トルク共にパワフルで超戦闘的アメリカンとなっています。
重量が1200ccが263kgで1800ccの方が311kgとかなり重たいので、操作性や取り回しは慣れや技術が必要になるでしょう。
落ち着いて乗る事が出来る人であればおすすめです。
逆にスピードを出したくなる人はこのバイクはちょっと危険です。
VMAXは『直線番長』と言われるように直線には強いですが、重量などの要因があり結構なスピード状態での、ワインディング性能やブレーキ性能に不安が残ります。
ヤマハ:ドラッグスター1100 / クラシック
ヤマハの定番アメリカンはもちろん大型クラスにも存在します。
足つきの良さはそのままに、エンジンがかなりパワーアップしています。
力強いトルクが出す加速は、後ろから押し出されるかの様な感覚を覚えると同時にその力強さも感じる事が出来ます。
重量がドラッグスター1100が278kgでクラシックが291kgとクラシックの方が重たく、どっしりとした迫力があります。
アメリカンタイプの重量は足つきが良いのであまり感じる事は少ないと思いますが、ふらっとした時が一番重量を感じるので不安な方は跨ったままの移動が無難になります。
ここまでくるとかなりの迫力の大きさになるので、ドコドコと走っているとかなり渋くかっこいいです。
ヤマハ:BOLT950
ヤマハのボルトは比較的新しいアメリカンであり、初登場は2014年です。
初登場から人気が徐々に伸びていき、今ではかなりのファンが付いています。
ボバースタイルをコンセプトとして出されたボルトは、カスタムされたボバーアメリカン程はスッキリしていませんが、メーカー発売のノーマル状態でもスッキリした印象はあります。
どことなくクラシカルな雰囲気を持っているのは古めかしい形をしているからでしょうか。
数少ない現行モデルの1モデルですが、力強いトルクと乗り易さ、スッキリとしたデザインに定評があります。
重量は252kgとそこそこ重たいです。
カワサキ:エリミネーター900
カワサキの変態アメリカンは大型クラスにも健在です。
こちらのエリミネーター900は、GPZ900Rという一番初めにninjaと呼ばれていた昔のスーパースポーツと同じエンジンを積んでおり、アメリカンなのに水冷並列4気筒というまさに『変態アメリカン』です。
ただこのバイクは知っている人が知っているというくらいの知名度であり、知っている人は結構欲しがるバイクになっています。
パワーはエンジンがエンジンなだけに100PS以上を叩き出すとんでもないアメリカンとなっており、速いですw
重量が238kgと割と重めではありますが、アメリカンスタイルの乗り易さと100馬力を超えるパワーをもっているのでロングツーリングなども楽に乗る事が出来るでしょう。
カワサキ:バルカンS
こちらのバルカンSもヤマハのボルトと同じく、比較的新しいバイクであり数少ない現行モデルの1モデルです。
初登場が2016年とかなり若いバイクとなっていますが、アメリカンらしくないスタイリッシュなデザインは結構ウケています。
排気量が650ccと大型の中ではミドルクラスであり、このバイクもまた並列エンジンを積んでいます。
その為そこそこのパワーを持ち合わせており、スポーツ走行も可能にしています。
重量は229kgとそこそこでスタイリッシュで比較的小柄な車格は扱いやすいミドルクラスアメリカンとして、レブルと共にアメリカン新時代を切り開く可能性を秘めています。
おわりに(まとめ)
女性や初心者にもおすすめであるアメリカンは少しずつ衰退していく傾向に現状はあります。
しかし、ホンダやカワサキが『スポーツアメリカン』というジャンルを上手く切り開くことが出来ればアメリカンの未来は進化した形で明るいかもしれません。
現行モデルとして新車生産をしている車種は『レブル』『ボルト』『バルカンS』と今回紹介していない『ホンダ:NM4』くらいになってしまっています。
今まで存在したバイクタイプが無くなってしまうのはとても悲しい事なので何とか踏ん張って欲しいですね。
アメリカンが欲しいという方は現行モデルは少なくなってしまっていますが、古いバイクでも良いバイクはありますので色々と検討してみてください。
PS…NM4の立ち位置がわからないのでアメリカンっぽいけど不明ですw
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