はじめてバイク

バイク初心者~そこそこ層へ向けて、バイクについて説明や簡単な整備の仕方、製品紹介やニュースをお届け!

移転しました。5秒後に移転先の記事に移動します。

2019年はネオクラシックバイクがアツイ!かっこいいおすすめのネオクラシックバイク

どんどんとライダー人口が減っている今、バイクメーカーもライダーではない人を集める事に躍起にならざるを得ない状態となっています。
しかし、現役ライダーの人達を置いておけるはずも無く現役ライダーの注目を集めなければならないし、非ライダーも取り込みたい
そんな状態が今のバイク業界といえるでしょう。
2019年でバイク業界に大きな転機が来そうな予感がしています。


今年の大型バイクトレンドは…


  • ストリートファイターバイク
  • ネオクラシックバイク
  • アドベンチャー系

だと思います。

 

正直言って今の大型バイク市場は人気がいまいちな傾向です。
バイクも小排気量に人気が偏っており、250~400cc市場は以前から入りやすい排気量という事で市場の人気も高かったが、国産メーカーがどんどんとモデルチェンジをしたバイクを出す事によってこれに勢いが出ています。


更に『ホンダ:グロム』の登場によって125ccクラスの市場もかなりヒートアップしている状態です。
グロムの登場から少しして、他の国産メーカーも125ccに熱が入り次々と新しいモデルを出している状態で、あの大人気車種『モンキー50』がいなくなったと思ったら125cc化して再登場したり、ライバル車種としてカワサキが『Z125』を出すなど、125cc市場は今かなり熱い状態ですね。

《▼125ccバイクが気になる方はコチラも読んでみてね》

 
この小排気量市場に大型市場はどう対抗していくのか?
という状況になっている大型市場ですが、2019年の大型バイク市場のトレンドはどれも魅力的なものばかりとなっています。
私が一番注目しているトレンドは『ネオクラシックバイク』なのですが、とてもカッコイイバイクがどんどん出てきており、小排気量には無い魅力でライダー達を魅了していく事は間違いないでしょう。
 

ところでネオクラシックバイクって何?

ネオクラシックバイクとは…現代のエンジンや車体を用いた、クラシカルなデザインのバイクです。
略称は『ネオクラ』『モダンクラシック』とも呼ばれています。

 

2010年頃から欧州を中心に流行りだし「カフェレーサー」や「ボバー」といったスタイルもネオクラシックに分類されます。
重要なところは昔のバイクをまんま再現してしまうのではなく、要所要所で現代の技術や意匠を取り入れる場合が多く、ヤマハの『SR400』は長きに渡り人気があり継続されて販売されているものは本物のクラシックバイクとされ、ネオクラシックとは別です。

 

国産ではかつて名車の誇らしい伝統やストーリーを前面に出した復刻モデルが登場し、その人気を総なめにする勢いです。

 

《▼他のトレンドバイクタイプの記事はコチラ》

www.subablobike.jp

www.subablobike.jp

ネオクラシックの王道!「復刻」

ネオクラを簡単に言うと古いと新しいのミックスであり、クラシカルなデザインの中に新技術が詰まっているとかそんな感じなんです。
国産メーカーのネオクラは特に気合が入っており、ファンにはとても強烈な一撃を与えるでしょう。

 

カワサキ【Z900RS】

f:id:steed40chop:20190506204352j:plain


こちらのバイクはZ伝説の再来と呼ばれているくらいかつての名車『Z1』をインスパイアしており、各部にこだわりが見えます。

カワサキのZ1やZ2は「ゼファー」に世代交代をしても尚大人気であり、復刻して欲しい名車として名をはせていた程で、今回ネオクラブームを狙った戦略がマッチしてきそうです。
ネオクラブームを狙って投入した結果、見事に大ヒットしていて登場からまだ間もないのにかなりの人気を誇っています。

《▼Z900RSのインプレはコチラ》

 《▼Z900RSおすすめのカスタムパーツ紹介はコチラ》

《▼既に2020年モデルのカラーが発表されているぞ》
 
スズキ【カタナ】

f:id:steed40chop:20190505222821j:plain

カタナ1100で復刻して欲しい名車ランキング1位に輝くなど、復刻が望まれていただけにファンとしては嬉しい事でしょう。
クラシカルなデザインかと言われればどちらかと言えば今風なデザインに仕上がってしまったが、カタナの特徴はしっかりと残してあるのがカタナの復刻が難しかったというのを物語っているのでしょう。

 


スペックが大幅にアップしたカタナは乗る楽しさも格段にアップしているのは間違い無く、クラシカルというにはもったいないくらいどこか近未来を連想させるようなデザインとなっています。


デザインは賛否両論だと思いますが、カタナが復活したというだけでもファンはとても嬉しいのではないでしょうか。

《▼新型カタナのインプレはコチラ》

 

復刻だけがネオクラじゃない!

国産のネオクラで紹介したのは『名車を復刻したもの』ですが、勘違いしないで欲しいのがかつて存在したバイクを復刻したのがネオクラでは無いという事です。

 

あくまで昔の様なクラシカルなデザインを今の時代に新しい技術を盛り込んで仕上げたのがネオクラなので、全くの新型として出してもクラシカルなデザインならネオクラと言えます。

 

そして、国産メーカーでも「Z900RS」や「新型カタナ」よりも前に発表、販売されているものが存在しています。

 

ホンダ【CB1100】

f:id:steed40chop:20190508004307j:plain

CB1100は2010年には販売されており、すでに市場に出回っています。
この時代にこのクラシカルなデザインというのはまさにネオクラシックと言えるバイクであり「散歩をするような感覚でゆったりと走る」というコンセプトに開発されている為、若者というよりは年配のリターンライダーを狙って出されたバイクでしょう。

 

渋さが伝わってくるデザインは確かにダンディな大人のイメージがあり、スピーディなスポーツ走行をするよりはどっしりとトコトコ走る方が似合っていますね。

 

ヤマハ【XSR900】

f:id:steed40chop:20190508004809j:plain

XSR900は2016年から販売されており、グッドデザイン賞を含む数々の賞を7つも獲得している。
どこか古いクラシカルな雰囲気を出しつつも、今風な感じを出しているデザインはネオクラという言葉が合っておりとても良いバランスを保っています。

先程のCB1100とはうってかわって若者にも人気が出そうなデザインに仕上げられています。新しい走行性能や機能が織り込まれており、走行スペックも申し分ないバイクに仕上がっています。

 

外車のネオクラもかっこいいぞ!

欧州で流行りだしたというネオクラは外車が一段と気合が入っている気がします。
国産だと、挑戦しつつもどこか保守的なデザインをしておりもう少し挑戦的になってもいいんじゃないかなという気もします。

ネオクラを選ぶなら私は今のところ外車を推していきたいですね。
私の好みの一部ではありますが、外車は国産車に比べて「個性的」「挑戦的」なデザインをしているバイクが数多く存在します。

似通ったデザインだと「ん~これ系のデザインならどっちでもいいかな…」となりがちですが、個性が飛び出ているとその個性が自分にマッチした時に『もうこれじゃなきゃダメだ』となる感じがとても良いんですよね。

ドゥカティ【スクランブラーアイコン】

f:id:steed40chop:20190508010502j:plain

ドゥカティのスクランブラーシリーズは発売から爆発的に売れた超人気車種です。
現在では9種類ものラインナップが存在しており、排気量も「400cc」「800cc」「1100cc」と3クラスあり、外車としてはとても入りやすいバイクとなっています。


レトロな見た目の中に新しさを感じるデザインはどこか可愛さも兼ね備えており、男性から女性・年齢層も多岐に渡りとても人気があるバイクです。


中でもスクランブラーアイコンは排気量803ccとスクランブラーの排気量クラスの中間に位置し、取り回し易い車格から弱すぎず強すぎずのパワーはとても扱いやすくライダーの思うがまま。
ネオクラシックなスタイルに乗りたくて…でも自分の手足のように動かせるバイクが良いというわがままな方にはとてもおすすめです。

 

 
トライアンフ【ストリートツイン】

f:id:steed40chop:20190508011116j:plain

トライアンフは多くのクラシカルなバイクを出している外国メーカーですね。
代表的なのが『ボンネビル』ですが、こちらのストリートツインもかなり渋いバイクに仕上がっています。

 

900ccという丁度良い排気量が扱いやすさを生み出しており、それでいてパワーもトルクも申し分ありません。
そして驚きなのが車体価格が約105万円という事。
この排気量帯がこの価格で尚かつスペックもあるというコスパ最強のネオクラマシンですね。

 

ネオクラの中でもクラシカル濃度がとても高いこのバイクは『ネオクラとしては逆に新しい』という言葉が似合うかもしれません。

 
ハスクバーナ【ヴイットピレン701】

f:id:steed40chop:20190508011532j:plain

ハスクバーナと言えば、オーストリアに拠点を置く『KTM』の傘下にあるメーカーなのですが、北欧由来のこのデザインはシンプルなのに存在感は抜群です。


そして、このバイクの真骨頂は690ccもの排気量を単気筒でまかなっているという所。
単気筒バイクは回転数が上がりにくく走行スペックがいまいちという印象がありますが、ヴィットピレンは違います。
レブリミッターまで軽々と駆け上がるエンジンでとてもパンチの効いた走りを見せてくれます。

 

KTMというダカールラリーなどの大きな大会でかなりの成績を残しているメーカーの傘下にあるハスクバーナと考えるとそんな良質なエンジンを用意するのは簡単だし当然の事だということでしょうか。

こんな素晴らしいビッグシングルは二度と出ないと思われる一品ですね。

 

 

 【▼一緒に読んで欲しいネオクラバイクに似合うヘルメット】

 

おわりに(まとめ)

今時代に出てくるクラシカルな『ネオクラシックバイク』はとてもエッジが効いているものが多いですね。

 

まず、クラシカルな見た目で走行スペックが高いというギャップ。
そして、ライダーの事を考えられている取り回し易さ。

 

要所要所に垣間見える古さと新しさの調和は見ていても楽しく、乗っていても楽しいというネオクラシックはそんな良いところばかりのバイクなんですね。

 

 

『他にはどんなページがあるのだろう?』
はじめてバイクの歩き方をチェック!←クリック

++++このブログはシェアフリーです++++

↓よかったらポチっとお願いします( *´艸`)

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村