【初心者必見】バイクのタイヤ種類!各種人気ハイグリップタイヤの特徴とこんな人におすすめ
どもどもー!初心者ライダーの味方、すばるです(^^)/
前の記事でも「タイヤ」について書いていきましたが、今この記事を読んでくれている人は前の記事も読んでくれていたら嬉しいです!
前の記事では、タイヤの中でもツーリングタイヤをピックアップして紹介しましたがツーリングタイヤというのは、寿命が長く・濡れた路面に強いというのが特徴でした!
それに加えて現代の物はスポーツ走行も出来る様にとそこそこのグリップ性も持っているというツーリングライダーにとってとても助かる仕様だという事をわかってもらえたと思います( *´艸`)
《一緒に読んで欲しい》
何度も言いますが「タイヤ」というのは、変えるだけで走行感や走行性が大きく変わるとてもお手軽なカスタムと言えます。
そして、タイヤを知るという事はあなたのバイクライフがより楽しくなるという事にも繋がってきます!なので、知らないという事はバイクライフで損をしている事と同じなんです。
今記事でも「タイヤ」について紹介していくので、知っていって下さいね(*^-^*)
タイヤの種類と特徴、ハイグリップタイヤ編
タイヤの種類はどのようなものがあって、どのような特徴があるというのはあなたのライディングスキルを高める上でもとても重要な事です。
バンクやワインディング、峠を攻めるのが上手になりたいのにドライ走行性が悪くすぐに滑ってしまう様なタイヤを履かせていると危ない上に、上達はしないでしょう。
最悪の場合転んでしまいバイクもボロボロ…バイクに乗りたく無くなった(´・ω・`)
という事にもつながってしまいます。
ロングツーリングによく行くのに、とても柔らかいタイヤを履かせていてすぐにタイヤが減ってしまう…バイクに乗っている期間はそんなに経っていないのにタイヤを交換する回数ばかりが増えていく。
こんな状態じゃお金ばかりかかってバイクなんて乗っていられないなんていう事になりますね(´・ω・`)
履かせているタイヤが自分のバイクライフと合っていないが為に、バイクに乗る事に対してマイナスの感情が起こってしまうのはとても残念でありもったいないです!
そうなってしまわない為に、タイヤを交換するタイミングにはよく考えて・悩んで決断するべきです。でもタイヤを知らないと考えたり、悩んだりする材料って無いですよね?
なら知っておきましょう(^^)/
ハイグリップタイヤ
ハイグリップタイヤとは、文字通りグリップ力が高いタイヤです。
このタイヤタイプは主にサーキットでの走りをメインに作られたタイヤで、公道も走行可能なタイヤとなっています!
サーキットでの走りをメインに作られたと聞くと、そのグリップ力がいかに高いかなんて想像するのは簡単ですね!めちゃくちゃグリップしますw
そんなグリップ力が高いハイグリップは、峠を攻める人にとても人気が高く、一度ハイグリップタイヤを履かせてしまった人はハイグリップ以外には変えられないというくらいですw
※私もハイグリップタイヤ愛用者ですが、他のタイヤに変えるなんて不安で無理ですね…(;・∀・)
ハイグリップタイヤのメリット
ハイグリップタイヤの一番の売りはもちろんグリップ力!
タイヤのタイプの中でも一番グリップ力が強いです。(レーシングタイヤを除く)
スピードを出していてもしっかりと地面を掴んでいるので、キツいカーブも曲がる事が出来ます!
そして、グリップ力が活きるのはカーブだけではありませんよ?
ブレーキにもグリップというのは大きな役割を果たします。
ハイグリップ以外とハイグリップのタイヤを比べてみるとブレーキをかけてから停止するまでに進んでしまう距離、制動距離にも差が出ます。
ハイグリップタイヤの方が早く停まる事ができますね!
最後はデザインですが、ハイグリップタイヤのパターンはシンプルでカッコいいです。グリップ力を生み出す為に、溝は最小限にとどめられておりその中でいかにカッコよく、排水性もある程度確保するかをメーカーがこぞって考えているのでカッコイイ溝パターンの物が多いですね( *´艸`)
ハイグリップタイヤのデメリット
ハイグリップタイヤはそのグリップ力を生み出す為に、タイヤが温まったらとても柔らかくなります。
その為、摩耗が激しく通常タイヤと比べればタイヤ交換時期が早く、ツーリングタイヤなんかと比べてしまうと天と地程の差が出ます。
そしてさらに厄介な所が、タイヤの消耗が激しい癖に値段が高価…
やはりバイクでの頂上といえばレーサーですよね?その為スペックが高いタイヤというのは滑りにくくいかにバンクできるかどうかのタイヤとなってきます。
その点、ハイグリップタイヤは市販の中でも最高クラス、最高スペックのタイヤとなりますのでその分値段が張りますね(^▽^;)
さてさて、ハイグリップタイヤの特徴も分かった所で各メーカーの人気ハイグリップタイヤを見ていきましょうね( *´艸`)
各メーカーの人気ハイグリップタイヤと特徴
ハイグリップタイヤといってもメーカー毎に独自の技術があったり、材料の配合率であったりと制作の上で様々な工夫がされています。
ハイグリップタイヤというのは共通してグリップ力が高いのは当然ですが、そのグリップ力のクセやパワーの違いはもちろん、その他の性能にも特色や差が出てきたりします。
ツーリングタイヤ紹介の時と同じく【グリップ力】【耐摩耗性】【ウェット走行性】【こんな人におすすめ!】と紹介していきますが、耐摩耗性に関してハイグリップタイヤは、期待するタイヤでは無いので簡単に説明しますねw
ピレリ / ディアブロ スーパーコルサSPV2
ピレリはグリップ力が高いという事でバイク乗りから知られているメーカーですが、このスーパーコルサV2というタイヤは、ハイグリップタイヤの中でも定番でかなり人気が高いタイヤとなっています。
私はあまり好きでは無いですが、スパコルという愛称もあるようですw
【グリップ力】
申し分無い、行動走行可能タイヤ最高峰クラスのグリップ力です!
倒し込んだ時の安定感が素晴らしく、峠やサーキット通いのバイク乗りに愛されている理由がすぐに分かります( *´艸`)
【耐摩耗性】
走行寿命は大体3,000~5,000㎞程
【ウェット走行性】
最初の慣らし運転で、皮をしっかりととってあげる事でウェット走行時でも結構なグリップ力を発揮!
このタイヤがストリート最高タイヤといわれる理由がこういう所からも来ているんでしょうね(^^)/
【こんな人におすすめ!】
フルバンクで日頃のうっぷん晴らしがしたい!
峠をカッコよく攻めたい(*^-^*)
ツーリングをする中でも峠をルートに入れて攻めたりしながら楽しみたい!
信頼のおけるハイグリップタイヤを選びたい!という人。
ダンロップ / SPORTMAX α13
ダンロップの中でもα13は定番のハイグリップタイヤです!
初めてハイグリップタイヤに挑戦する人達でも選ばれる割合が高く、ハイグリップタイヤのエントリーモデルの様な立ち位置!
ただ、挑戦する人に選ばれるというのが多いだけであってハイグリップタイヤとしてのスペックはあるので、愛用タイヤにしても不満は無いです(^^)/
【グリップ力】
バイクを傾けて、タイヤの走行面の左右を使う際にコーナーの入り口から出口までタイヤ全域の美味しいところをフルに発揮できるグリップとなっています!
タイヤが擦り減って溝が無くなってきてもグリップ力が持続するという嬉しいグリップ力!
タイヤ温度が温まった際に。指でタイヤを押すとくっつく様な感じが生まれ地面を掴む力は十分です( *´艸`)
【耐摩耗性】
走行寿命は大体3,000~5,000㎞程
【ウェット走行性】
雨の日でも、寒い日でも突然の雨に襲われた時でも走行序盤でしっかりとタイヤを暖めてあげればグリップ力は健在!
暖める作業をしっかりと行えばウェット走行でも確実なグリップ力を発揮していくれますよ!
【こんな人におすすめ!】
車でもバイクでも信頼のメーカーのタイヤを使いたい!
グリップ力はもちろん求めるところだし、認知度も欲しい!
ハイグリップタイヤの特性を体で感じながら勉強したい!という人。
ブリジストン / BATTLAX RACING STREET RS10
ブリジストンタイヤは日本で絶大な信頼と人気を誇るメーカーだが、それはバイクのハイグリップタイヤにも言えること。
ピレリのハイグリップが超人気という事で、あまり日の目を見る事が無い状態ではあるが知っている人はちゃんと知っている!
これを選ぶ人にはしっかりとした理由があるようですね( *´艸`)
【グリップ力】
タイヤ自体のしなやかさがとても高い為、乗り心地が良いのと同時に峠やサーキットを難なくこなすグリップ力を誇る!設置感もかなりあり、安定性から安心まで提供してくれます。
グリップ力があるからこそ、直進でのスピードも上がる( *´艸`)
【耐摩耗性】
走行寿命は大体3,000~5,000㎞
【ウェット走行性】
ウェット路面はちょっと苦手な印象。
どちらかというとドライをいかに速く走るか!?というのに比重が置かれている印象が強く、ウェット走行はおすすめしません。
【こんな人におすすめ!】
とにかく速く!今より速く!走りたい!
雨の日なんか乗らないから、ドライな路面を目いっぱい力いっぱい攻めたい!
ツーリングも峠も好きだから、乗り心地もグリップ力も欲しい!という人。
RS-10はかなり上位のモデルとなっており、ブリジストンにはその下位モデルとして『BATTLAX HYPERSPORT S21』というスポーツハイグリップタイヤが存在します。
▼S21
スポーツハイグリップとしてかなり信頼性が高く、更にRS-10よりも持ちが良いという事でライダーから結構な人気と知名度を持っており、かなり優秀なモデルとして健在しています。
ただこの『S21』がパワーアップして、ナンバリングが進んだモデルが登場しています。『BATTLAX HYPERSPORT S22』です。
かなり優秀なモデルであるS21から進化したS22も当然優秀なモデルであり、かなり注目すべきタイヤとなっています。
《▼「S22」を詳しく見たい方はコチラ》
Metzeler(メッツェラー) / Sportec M7RR
メッツェラーのタイヤもバイク業界ではかなり有名なタイヤとなっていますが、その有名所はツーリングタイヤにあるのかな?と印象が強いです。
ハイグリップタイヤならこれ!シリーズの中にネームインしないところを見ると、あまりハイグリップで推せるものがないのか…といった具合なのですが、コチラのタイヤは私自身のおすすめタイヤでもあります!
【グリップ力】
グリップ力は他のメーカーのハイグリップタイヤよりはやや劣り、サーキット走行はおすすめできないです。
しかし、公道でも走行や峠を攻める分には申し分の無いポテンシャルを持っていて、十分に他のハイグリップと渡り合えます!
タイヤが寝る程グリップ力を感じれるのはこのタイヤの特徴だしメリット!
【耐摩耗性】
ダントツの10,000~15,000㎞程
【ウェット走行性】
ウェット走行性能に関してはハイグリップタイヤの中でもトップといっても過言では無いでしょう。
濡れた路面での抜群の安定性は他のハイグリップタイヤの追随を許しません。
他のハイグリップを履かせていた人がコレに変えるとビックリするでしょうね!
【こんな人におすすめ!】
このタイヤをハイグリップに入れるか迷いましたが、私の好みもありまして入れました!一言でいうと「公道最高峰タイヤ」です。
ドライグリップは他のハイグリップに比べると””やや””劣るといった具合なのでサーキットはいかないけれど、峠を攻めたい!という人。
グリップ力はハイグリップ並に欲しいけれど、長持ちタイヤがいいという超わがままな人。
ロングツーリングが好きだから、急な天候変化にも対応できるようなハイグリップタイヤが欲しいという人におすすめ!
ミシュラン / PILOT POWER RS
ミシュランマンが有名なミシュランは車でも有名なタイヤメーカーですね!
バイクでもそうですが、ミシュランはハイグリップタイヤに力を入れていないのかな?というくらい新製品発表の頻度が低い印象をもちます。
しかし、ミシュランにも誇れるハイグリップタイヤは存在しますので安心ください!
【グリップ力】
ミシュランのハイグリップタイヤもメッツェラーと同様に、他のメーカーのハイグリップよりかはやや劣る。
しかし、公道では申し分無いスペックを発揮してくれるのでサーキット走行を考えていない方は安心して使用することが出来ます!
わだちや路面のギャップや荒れなんかは気にする必要がない吸収性を発揮します!
【耐摩耗性】
走行寿命は大体5,000~10,000㎞程
【ウェット走行性】
公道走行中は白線とマンホールだけを気にしていれば良いです!
アスファルトの路面を走っていれば何も気にする事などない安心感ですね!
【こんな人におすすめ!】
乗り心地やグリップが両立したものがいい!
ハイグリップタイヤでもすぐに寿命がくるものではなく、そこそこは乗りたい!
ハイグリップタイヤでも直進安定性は捨てられない!という人。
終わりに(まとめ)
正直言ってハイグリップタイヤは初心者ライダーにはおすすめできません。
何故かというと、ハイグリップタイヤというのはタイヤが暖まって初めて本領を発揮するからです。
その為、タイヤの暖め方を知らない・上手くできない状態では「ハイグリップだから大丈夫」という気持ちばかりがはやってしまって無理なバンクを行ってしまうのにつながるからです。
そしてもう一つですが、正直言って現代にラインナップされているスポーツツーリングタイヤで公道走行性能は十分だからです!
峠を攻めるのも、ツーリングをするのも難なくこなす上にタイヤの寿命も長い!といった素晴らしい仕上がりのものばかりなので、高価なハイグリップタイヤを揃えなくてもツーリングタイヤを履かせておけば万事OKなんですw
もちろんハイグリップタイヤを体感しておくことはとても良い事だと思うので、興味がある方は是非この記事を参考にしてトライしてみてください( *´艸`)
私のおすすめは『メッツェラーM7RR』ですよ!
公道最高峰タイヤと言ってもいいくらいですからねw
グリップもあり、長持ちするし、尚且つ気温の変化に左右されにくいというとても素晴らしいタイヤになっていますので初心者~玄人ライダーにまでおすすめ出来てしまうくらいです( *´艸`)
という事で今回はここまで!みなさん良いバイクライフを(*^-^*)ノシシ
《一緒に読んで欲しい》
《2019年モデルのタイヤページ》
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