メンテナンスやカスタムに必要な最低限の工具、バイク初心者でも最低限覚えておこう!
どもどもー!
これまでバイク初心者向けに「バイクの選び方」「知っておくべきこと」
「知識(これはまだ足りないでしょうが…)」「カスタム入門編みたいなの」
と少し、ご紹介してきたと思います。
しかし、バイク初心者の中にも色々な方がいると思います。
- バイクもメンテナンスも初心者
- バイクは初心者だけれど、機械いじりは経験者
- バイクは初心者だけれど、機械いじりはプロ級
など『バイク初心者』と言っても様々いるでしょう!
なので今記事は”バイクは初心者だけれど、機械いじりは経験者・やったことある”という人向けに書いていきます!
もちろん「機械いじり初心者・プロ級」という方でも読んでいただければ嬉しいですので、興味があれば読んで下さい( *´艸`)
メンテナンスやカスタムに必要な工具
メンテナンスだろうが、カスタムだろうがバイクのボルトやパーツを「外す・着ける」という作業は同じです。
その為、どちらの作業にも工具としての互換性はあります!
なのである程度の工具を揃えておくだけでもやれる幅がぐーんと広がりますよ(*^^)v
私は整備士として多種多様なバイクを触ってきたので、その経験を活かして揃えておくと良い工具を紹介していきます(^^)/
ミリ工具
ミリ工具というのはボルトなどの頭を引っ掛ける所がミリ単位の工具を言います。
基本的に国産バイクはミリ工具で回せるボルトがほとんどです。
「俺は初バイクから外車だ!」という人でもない限りはミリ工具を揃えておけば問題ないでしょう。
片目片口スパナ(コンビネーションレンチ)
片目片口スパナとは、片方がスパナで片方が円状となっています。
両側ともボルトやナットを回すことが出来ます。
コチラは大体「8~17mm」まで揃えておくと良いでしょう!
《Amazon格安品》
トップマン トップマイティ 9本組 片目片口スパナセット
上記Amazon販売製品は「6~19mm」のセットでこの値段は破格!
カスタムエントリー工具としては最強かと…w
SUN UP コンビネーションレンチ 6丁組
このAmazon販売製品も破格です!1点目の商品と比べると「8~17mm」
と少ないですが、どえらい安いですw
メガネレンチ
メガネレンチとは、両側とも円状となっています。
片目片口レンチは両側とも大体同じサイズなのに対し、メガネレンチはそれぞれでサイズが違う場合がほとんどです。
なので、幅広くのサイズを揃える時でも本数が少なくて済みます!
片目片口だけ、メガネレンチだけという揃え方ではなく両方持っていたほうが良いです。ただしお財布と相談しながら( ゚Д゚)
少しずつ揃えるのであれば、「片目片口」or「メガネ」を選びサイズを幅広く揃えましょう(^^)/
《Amazon格安品》
高儀 M&M メガネレンチセット ミリ 6本組 No.300
このAmazon販売製品は「8~24mm」までのサイズがカバーできます。
しかも6本で!これがメガネレンチの良いところですね。
「8x10、10x12、11x13、14x17、17x19、22x24」の組み合わせで6本です。
ラチェットレンチ(ソケットレンチ)とソケット
ラチェットとは「片方にしか回らない機能」と覚えてくれたら大丈夫です!
その機能を持ったハンドルとそれのアタッチメントとなるソケットです。
ソケットの内側はメガネレンチの内側と同じ形状をしております。
ラチェットレンチにソケットを付け、ボルトやナットを回すという工程になります。
それにより、ソケットの付け替えで様々なサイズのボルトやナットに対応できます。
こちらも「8~17mm」まで揃えておくと良いでしょう!
ラチェットレンチによっては、片方にしか回せない(時計回り)状態から逆方向にしか回せない(反時計回り)状態へとスイッチ一つで変えれるものがあります!
用意するならどちらの回転にも出来る製品を選びましょう(^^)/
《Amazon格安品》
WORKPRO ソケットレンチセット ガレージツールセット ラチェットレンチ 差込角9.5mm(3/8インチ) クイックリリースラチェットハンドル 工具 道具 セット 12点組【鉄製ケース付属】
こちらのAmazon販売製品は「8~19mm」のソケットとラチェットハンドルの他に
「エクステンションバー(延長棒)」や「ユニバーサルソケット(色々な角度に曲がる」ソケットなどの付属品があって、この値段はコスパが良いと言えますね( *´艸`)
トルクレンチ
自分でバイクをメンテナンス・カスタムする上で必須となるトルクレンチ。
私のブログを読んでいく中でもちょくちょく目にすると思います「トルク」という言葉、これはボルトナットを回す力の事で重要個所を締め付けているボルトナットには規定トルクというものが存在し、その力で締め付ける必要があるとメーカーから定められているからです。
そこでトルク管理をする為の工具がこの『トルクレンチ』となってくるのです!
トルクレンチには大小あり、大きいものは「より大きなトルク」小さなものは「小さなトルク」をかける事が出来ます。
※トルクの単位はN・mで「ニュートンメートル」です。
車を所持している方で「タイヤ交換は自分でやるよ!」という方は大きいトルクレンチを持っていると思います。車のホイールをとめるボルトも重要個所なのでトルク管理をしなければならない部分ですからね(^^)/
《Amazon格安品》
エマーソン トルクレンチセット EM-29 ソケット5個付(14/17/19/21薄口ロング/24mm)+エクステンション ケース付 40-200N・m対応 EMERSON EM29
こちらのAmazon販売製品は「40~200N・m」まで対応となっており、ソケットの口径も「14~21mm」まで付いている為、かなりのコスパ!
先程の説明の大きなトルクレンチだと思ってください。
E-Value プレセット型トルクレンチ 差込角 9.5mm 20~110N・m ETR3-110
こちらは小さなトルクレンチの方。
対応トルクが「20~110N・m」で、小さめのトルクをかける時に良いです。
ソケットは付いていません。
※私の経験上、対応トルクは「10~150Nm」まであれば十分だと思います。
それ以上の物が必要になる場合はバイクいじりを始めたばかりの方は触る所ではありませんし、何より必要になるバイク自体そうそう存在していませんので(;^ω^)
へクスレンチ(六角レンチ)
へクスレンチとは先の面が六角形になっているものの事!
ヘキサゴン(六角形)からきている名前の様ですね。「ヘクス」又は「ヘックス」
そして、このヘクスレンチですがこの六角形側とは逆側が上の画像の様に丸くなっているものを選びましょう。「ボールポイント」と呼ばれる形状で、とても便利です!
- ゆるゆるの状態のボルトを固くなるところまでねじ込む
- 固いは所は通り過ぎたけど、穴からボルトを抜くまでねじるのが面倒
といったときにとても便利( *´艸`)
ゆるゆるの状態の時に、ヘクスボルトの頭にさしては回し…さしては回し…なんてやってられないですよねw
ボールポイントならくるくるーっと速いですよ!
サイズはよくセットで売っている「1.5~10mm」で良いでしょう!
《Amazon格安品》
GREATTOOL 9本組カラーリング付六角・ボールポイントL型レンチセット GTBP-90
私がAmazon内で「ヘクスレンチ」を調べた際に、ボールポイント付きヘクスレンチセットの中で一番安いんじゃないか?と思った製品です!
サイズも「1.5~10mm」まで揃っていてこの値段なら買いw
《他のタイプのヘクスレンチ》
上記2点は、通常使用の為に揃えるべきタイプのものではありません!
使いづらくてしょうがない!
これらを揃えるのは、先に紹介したタイプを揃えた後にしましょうね(^^)/
主に緊急用、携帯用に揃えましょう。
インチ工具
ミリ工具の中でも紹介してきた工具はインチ工具にも存在します。
しかし国産バイクに乗っている方、乗る方にはインチ工具は縁遠いでしょう!
インチ工具は基本的に外車に必要になってくる工具です。
特にハーレーなんかはインチ工具が無いと話にならないので覚えておく程度で良いかと(*^-^*)
結局のところ何あったらいいの?
- ドライバー
- コンビネーションレンチ
- ラチェットレンチ&ソケット
- トルクレンチ
- ヘクスレンチ
でしょうか。
まず、コンビレンチとメガネレンチで迷うでしょうが上からはめられない場所とかになるとコの字の横からはめれる所が活きるので、コンビレンチに軍配が上がるというわけですね(^^)/
なので、どちらか一方を揃えるのであればコンビレンチからが先でしょう。
ラチェットレンチ&ソケットはあったら格段に作業が楽に早くなる為、揃えるのをおすすめします!
トルクレンチは揃えないというのは認めませんw
ヘクスレンチは「六角形の窪んだ穴のボルト」を回せるのがコレしか存在しない為必要です。
ドライバーも同じ理由ですね( *´艸`)
終わりに(まとめ)
まぁ…結局は自分が「現在」「そのうち」どこをどんな風に触りたいか?なんですよねw
今回紹介したもの全てを最初に揃えれるのであれば、割と多くの事が出来ますが人それぞれお財布事情、家庭事情、保管事情などなどあると思います。
なので、まず自分がどんな整備からやっていきたいか!?を明確化することが大切です。
とりあえず今言える事は「オイル交換」「チェーン調整」「ブレーキ清掃など」をする場合はトルクレンチは必須です。くらいでしょうか?w
何かメンテナンスやカスタムを始めようと思っていて「用意するもの」「用意したけど足りてるか」などの不安がある方は、お気軽にコメント欄かお問い合わせから質問頂ければお答えしますので(^^)/
《一緒に読んでほしい(メンテナンス)》
《一緒に読んでほしい(カスタム)》
【はじめてバイク】はいつでも質問などを受け付けていますよ(^^)/
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