バイク初心者がエンジンオイルの知っておくこと!知っておくべきこと!
どもどもー!
バイク初心者もとい初心者ライダーの方々の為に記事をどんどん書いていますが、読んでくれている読者様の中で『これ分かりづらいわ』『これってどゆ意味?』『○○について説明してほしい』『○○○○なんだけどこれって何?』といった記事に対する注文だとか、リクエストだとか、日々のバイク生活の中での疑問などありましたらどしどしコメントしてくださいませ(^^)/
【バイク賢者】とまではいきませんが私も元整備士のはしくれだったので多少の知識はあると自負してるので!『まぁ…何もなければ仕方ありませんがw』
さてさて前記事では、初心者ライダーがやってしまいがちなミスを2つ程紹介してそれに対する対策を紹介しました!
《合わせてに読みたい》 subabro.hatenablog.com
今回は初心者ライダーがまず知っておくべきことというものにフォーカスして紹介していきますね(^^)/
【最近バイクに乗り始めた!】【バイクに関しては知らないことが多い】
【これからバイクに乗るよ!】という人は是非とも覚えていって下さいね(*^^)v
エンジンオイル交換のタイミング
【エンジンオイル】これはエンジンを駆動方式としている現代の車両に必要な潤滑油ですね!
必要なのは知っている。交換をしなければいけないのも知っている。
では…
- 何故必要で何故交換しなければいけないのか知っていますか?
- 交換のタイミングは知っていますか?
- 交換をしないとどうなっているのか知っていますか?
上記3点、初心者ライダーの中で知っている人はどれだけいるでしょう?
交換のタイミングを知っている人は多くいるかもしれませんが、オイルが必要な理由や交換が必要な理由を知っている人は少ないかもしれませんね!
エンジンオイルが必要な理由と交換をしないとどうなるか
エンジンオイルはエンジンの為の潤滑油。人間の『血液』みたいなものだと例えられることもある程大切なものです。
エンジンオイルを気にすることなくどんどんと距離を伸ばせば伸ばす程、バイクの『心臓』とも言えるエンジンにダメージを与える事となってしまいます。
そして、最悪の場合エンジンが壊れてしまい走行不能という状態になります。
エンジンオイルって何してるの?
エンジンにはピストンと呼ばれるシリンダー内を上下するパーツが存在します。
このピストンが上下することにより、エンジン内の空気が圧縮され、プラグによる点火によって爆発します。
上記がエンジン内部の超簡単な説明です。
ピストンが上下するときは、とんでもない速さで上下します。その時にシリンダー内部の壁に擦れます、つまり『鉄と鉄が擦れて摩擦が起きる』事となります。
↑コレをオイル無しで行うと…
- 鉄と鉄での摩擦で鉄が超高温になり鉄が溶ける。
- 溶けたピストンとシリンダーはくっつく
- くっついた2つの鉄は冷えてガッチガチにくっつく
- 本来くっついていないはずの2つがくっついて固まり、エンジンが動かなくなる
という事になります。これをエンジンの【焼き付き】といいます。
これを防ぐためにエンジンオイルが存在します。
ピストンとシリンダーが擦れることを防ぐことはできませんが、オイルが付着している状態で上下をしていれば不要な摩擦が起きることは無く、溶ける程の高温にはなりません。
エンジンオイルには【潤滑】【冷却】【清掃】という役割があり、今回は【潤滑】と【冷却】の部分の説明を簡単にしました(^^)/
エンジンオイルの大切さを知ってもらった所で交換時期についてお話ししましょう!
理想は3000km走行毎に交換がベスト!
オイルはバイクの走行距離が伸びれば伸びる程汚れていきます。
上画像のように、新品のオイルはキレイな【べっこう色】で汚くなったオイルはどんどんと【黒色】へと変化していきます。
酸化やエンジン内のダストが混ざっている為です。この汚れてしまったエンジンオイルはオイルとしての潤滑機能が著しく低下している状態です。この状態でエンジンを稼働させているとエンジンによくありません。
著しく汚れているオイルを使用している場合は、下手をするとオイル無しの状態とほとんど変わらずにエンジンが壊れてしまうでしょう。
そしてバイクのオイルの交換タイミングは大体3000km走行毎と言われています。
エンジンオイルフィルターはオイル交換の2回に1回と言われています。
あれ?車って5000km走行毎とかじゃなかったっけ?
そうですね、車は大体5000km走行毎と言われる場合が多いですね。
しかし、バイクは大体3000km走行毎が理想です。
車とバイクのオイル交換タイミングが違うのは走行時の回転数によるところが大きいです。
《車の場合》
アイドリング時の回転数が大体~1000rpmで1000を超える事は少ないでしょう。
走行時スピードを出したとしても1000~4000rpmとかでしょう。
《バイクの場合》
アイドリング時の回転数が大体1000~2000rpmで大体1000ちょいとかです。
走行時は大体2000~4000rpmでスピードを出す際は瞬間7000rpmを超える場合などもあります。
回転数が高いという事は、エンジンのピストン運動も同じく速くたくさん動いているという事であり、オイルもその分劣化の進みが早いです。
その為、車と比べてバイクのオイル交換タイミングは早いのです!
オイル交換タイミング補足
前述したバイクのオイル交換タイミングは大体3000km走行毎というのは、普段バイクに乗っている時のメンテナンスの目安です。
【新車を購入した場合】は少し気をつけましょう。
- お店で新車を購入
- 納車日、これからバイクデビュー
- 1000km走ったぞ(*^^)v ←ここ重要
- どんどん乗るぞー!
- 結構バイクに慣れてきたかな
とこんな感じでバイクライフを楽しんでいくと思います。
上記の流れの赤文字でのここ重要という所、新車を乗り出して1000km達成ですがここで1度オイル交換をすることをおすすめします。
何故なら新車というのは【エンジンも新品】という事です。
エンジンが新品という事は、ほとんどエンジンとして動いていないという事です。
その為鉄製品としての『微妙なバリ』『鉄が擦れて馴染む』という鉄製品としての最初の儀式が行われていないという状況なんです。
なので、あなたがその新車に乗り始めてからその儀式が行われるということ。
そうするとエンジン内での鉄ダスト(鉄粉)が発生します。それをエンジン内部から排出する為に大体1000kmを走った段階でのオイル交換がおすすめ!ですよ(^^)/
ダストをエンジン内に残しておくと致命的なエンジン内部の傷へと繋がりかねないので新車を購入した人は是非とも1000km走った後にオイル交換を行ってください!
1000km走行後のオイル交換の後は3000km毎に交換のルーティンに変更しましょう!
エンジンオイルには【潤滑】【冷却】【清掃】という役割があり、今回は【清掃】の部分の説明を簡単にしました(^^)/
エンジン内に存在するゴミやダストを出してあげる事が出来るのはオイル交換か、エンジンのオーバーホール(分解清掃)しかありませんからね。
終わりに(まとめ)
エンジンオイルは馬鹿にできません。今記事のオイル交換タイミングはあくまで目安なので、5000km走ったりそれ以上を走行していてもエンジンはそんな簡単には壊れることは無いでしょう。だからといってずっと変えないと絶対に痛い目に合います(´・ω・`)参考程度には覚えておきましょう。そして、あなたがバイクに乗る中でのオイル交換タイミングをしっかりと決めて定期的に交換をしてあげましょう。
バイクを購入したお店が接客がしっかりしていて、親切なお店だったらオイル交換のタイミングをちゃんと教えてくれてくれるでしょう!
その様なお店の場合はわからないことを質問してもしっかりと答えてくれるでしょう。そんなお店なら様々なメンテナンスを任せられることができますね(^^)/
今回のオイル交換の時期などの初歩だけど重要なメンテナンス項目をしっかりと教えてくれるお店はお客とバイクとの事を考えてくれる所だと思うので、お店選びとして参考にして良いでしょう( *´艸`)
オイル交換の時期の他にも【ドライブチェーンの事】【バッテリーの事】【タイヤの事】を質問した際に丁寧に詳しく答えてくれるかどうかもお店選びの指標になるでしょう!
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